星崎レンスターズ [神慮の機械外郭]

サークル「神慮の機械」装丁人兼雑文係・10年来の同人二次小説屋の星崎連維が共和国の下僕として作品や同人話をしてます。なかみはようかん。

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異次元フェスから来たお前は今すぐ「Fes×LIVE@撫子祭同時視聴会」に参加し蓮ノ空楽曲の「文脈の強さ」を知れ

よく来たな。我々は蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさん(公称)だ。

我々は毎月蓮ライブの過剰供給に過呼吸心停止して搬送され続けているが、今回アイマスラブライブ合同異次元フェスで「On your markロングトーンワッザ!?」「Dream Believers国歌斉唱」「ふーん、蓮の空ツヨイじゃん」「運命の人重点」「野中ここなの腰が良い 特に腰」などの悲鳴を聞いてうごく屍者として土中から這い出しお前たちを蓮ノ空の山中へと連れ去りに来た。

……だがこのパターンももはや3度目で公式のヌカリ無さに蓮の(中略)みなさんとしても公式を勧める以外の仕事がない。

オタクの千言に勝る公式の供給の中、中でも特に今晩YouTubeで配信される

「活動記録第7-8話+Fes×LIVE@撫子祭同時視聴会」

が二夜連続で語ってきた蓮ノ空の楽曲と物語の結びつきの真骨頂なので是非紹介させてほしい。ここが最後にして必殺の沼である


目次:




楽曲から来たお前たちになぜ「今」Fesライブ配信を推すのか

昨日まで2日連続で蓮ノ空の「ストーリー」そして「日常配信」が楽曲の文脈にいかに繋がるかを語ってきた。


そして今ここにようやく蓮ノ空三本柱の最後の一つ、キャラクター月次ライブ「Fes×LIVE」をお前たちに推す。

それは公式がお前たちニュービーの熱い声に応えて同時視聴会三夜目をライブ付きで実施すると決めたからで都合よく乗っかり……いや待て待て待て! それは確かにそうなのだが公式の考えも我々蓮(略)の考えもほぼ同じと思われる。

本来楽曲との結びつきなら真っ先に勧めてもおかしくはないキャラライブ。
だが、Fesライブは最後に来なくてはならないのだ

それは蓮ノ空において、ストーリーと日常配信が積み上げた物語の月次総決算こそが「Fes×LIVE」だからである。

この2つを知らずしてFesライブのことを聞いてもニュービーのお前たちはグラスフェッドバターモンエナなどを優雅に傾けながら

「ふーん、よくある3D MV流すだけじゃねーのウンババ」

などとジャングルの従順なエスイーの如き台詞でこれを受け止めていたに違いない。

だが、蓮ノ空のFesライブはそもそもの造りが音ゲーなどの3D MVとは大きく違う。

最大の特徴は「リアルライブと同じく完全に一回性、常に一度きりの舞台」ということだ。

  • キャストのリアルタイムモーキャプと生歌による毎回異なる個性と臨場感
  • 舞台は謎の派手なライブステージ等ではなく学校の音楽堂や金沢市内の屋外設営など物語設定ありきの構成
  • 照明点灯から壇上の入り・ハケ、MCなど一切の省略、シーンカットが無いフルセットライブ

そして何より

  • ライブの日までの物語を色濃く反映した「セトリ」
  • 必ず行われる物語文脈に沿った完全新曲披露(外部でのCD告知等一切無し)

これを毎月末行っているのが蓮ノ空のFes×LIVEである。

形態としてはむしろVtuberの音楽ライブが近い。そして新曲やライブ自体に向けたアーティストやコンテンツの日々の物語、文脈が繋がっているという意味では演者がバーチャルかリアルアーティストや声優かを問わず、まさに「現実のライブ」のそれと全く同じである。

最大の違いはその楽曲やセトリに結び付いた、創作による強力な物語そのものをお前たちがその日までに摂取していることだ。

こちらの物語性はどちらかと言えばアイドルやバンドなどのアニメ作品のライブ回に近い。しかし一方でアニメ作品とは違い、編集されたシーンを眺めるのではなくフル尺のライブを頭から終わりまでリアルに体験できるわけだ。

アニメでもいわゆる「ライブ回ノーカット演出」をやることがあるが、あれが毎月来るのが蓮ノ空とも言えよう。


余談だが毎月コレをやり新曲が出るので蓮の子たちは活動8ヶ月で既に各ユニット曲を13曲ずつ、全体曲8曲の20曲超を持っている(後発のみらくらは少々少ない)。驚いただろうか。大丈夫だ我々もかなりのペースで溺れている。

蓮のキャスト陣がリリースより1年超前から仕込みに入っていたのは配信演技のためだけではなく、この膨大な数の楽曲ロケットスタートに向けた振り入れもあったことは想像に難くない。


さらに余談だが、この毎月にFesライブのたびに全員に新規ユニット衣装または全体衣装が増える。なんなら髪型も毎回アレンジされたりする。当然ながら3Dモデルで。

3D MVゲーやVtuber界隈が「家賃を払っていない味™がする……!」と失禁して椅子から転げ落ちるのはこの辺りである。蓮の(略)みなさんも何故こんなことが可能なのかは分かっていない……ブッダ……



お前たちはストーリー、配信、そしてライブが繋がる瞬間を知る

ここで強力に聞いてくるのが、蓮ノ空が全てをリアルタイム連動で展開しているという事実である。

今月公開され、お前が「花帆さんの腕は梢だけの安全バー……」「夕霧綴理ツキマカセして……」などと感情になった物語、その物語を踏まえた日々の配信でお前が腕組み彼氏面で首を縦に2万回頷いた健気さ、その全てが今、そこで起こったこととして月の終わりにライブステージの形で結実する。

例えば蓮ノ空の配信はキャストのリアル体調不良で配信が中止になることが当然ながらある。そしてその月のライブMCでそれをキャラ本人の欠席として扱い「心配かけてごめんね」などとリアルタイムに織り込んできたりもする。おおなんという実在性であろうか! カホチャンおかえりフラワー!(蓮の民の歓喜の叫びその2)

更には蓮ノ空がストーリーも日常配信も、そしてライブも同一の3Dモデルで展開していることで、没入感、彼女たちの実在性はいや増すばかりである。

もはやお前たちの中で彼女たちは単なるアバターではない。

蓮ノ空のメンバーたちは、あの姿で日々を過ごし、配信で我々と触れ合い、そしてハレの日の舞台に立つ存在としてそこにいる。

今回のFesライブ同時視聴会が前段の「活動記録(ストーリー)」とセットなのもこれで頷けよう。

特に今回の第7-8話はサムネで予告されているように梢・綴理ら先輩たちの物語。蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさん™の間では蓮の沼の如き感情湿度、もとい丁寧に過去の傷や人間関係を拾っていく大名作回として知られている。

元よりアニメ等でもライブ回はその多くが神回である。蓮ノ空でも屈指の物語性を誇る6月度Fes×LIVEは言わずもがな、現時点において蓮ノ空で神回ではなかった月次ライブは今のところ存在しない。安心してその身を委ねるがよい。

ある月などライブが2部制となり、幕間に休憩時間が挟まったかと思ったら唐突にストーリーが更新されその物語で顔面の水分を放出させられてから後半ライブに突入するという離れ業までやってのけたほどだ。

今宵、つづこず(訳者註:綴理と梢のフラワーな関係性)の高湿度物語からそのままライブに雪崩れ込んで共に味わおう。

ライブ会場から現実に還ってきた時、お前たちはもはや鼻の穴まで蓮の沼に浸かったどこに出しても恥ずかしい(原文ママ)立派な蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさんの一員である。ようこそ蓮ノ空へ!!

応援上映という最後の隠し玉にお前は完全に膝をつく

ここにもう一つ、バーチャルとしては場外乱闘的ではあるが欠かせない要素に応援上映がある。

蓮ノ空では7月以降、毎月のFes×LIVEを各地映画館でリアルタイム上映、光るオタク棒に声出しOKの上映会を実施している。

蓮のFesライブが元々持っている高い実在性にリアルのライブ会場感が加わることで蓮の(略)みなさんの中でもリアルライブ好きは毎回椅子から転げ落ちて失禁している。これは事実である!

そもそもこのFes×LIVE、実は観客の声援は音として入っていない

あくまで画面上でペンライトの海が表現されるだけで、音は音楽と彼女たちの歌声、舞台としてのSEのみである。声援は我々の頭の中でリアルにこだましていて十二分に楽しめるのだが、応援会場の場ではこれが最高の臨場感をもって伝わって来る

それは例えば単に楽曲中に声援を送るだけではなく、乙宗梢が真顔で「蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさん」と呼び掛けてきた時に「はーーーい」と返事してしまう、あの感情がお前たちにも味わえるということである。

お前たちの中にも知っている者がいるかもしれないが、やっていることはVtuberなどの投影型ライブに近い。あの盛り上がり、あの楽しさに通じるところがある。

だが蓮ノ空の場合、実際にやってみるとそれだけに留まらない、自分が蓮ノ空の世界に入り込んだ感覚が恐ろしく高い。

これは恐らく蓮ノ空が描いているのが仮想空間ではなく現実と地続きの金沢、そして実在性溢れるスクールアイドルであることが効いているのだろう。VRで現実の知っている場所を体験した時に近い。もしお前がアイマスPであれば、何年か前にあったデレマスVRで実在のアンフィシアターに立った時のうめき声を思い出してもらってもいい。


この物語世界への没入感を生かして、さらなる演出が展開されたこともある。

ある月、キャラの一人が決意を秘めて物語と完全連動したソロ歌唱を披露し、そこに送られた観客の声援で自信を取り戻す展開があった。この時、配信では日頃と同じく声援のSEは無い。

その時、声援を応援上映で送り届けた我々は確かに物語の一部と化したのである

この物語に入り込む稀有な体験もまた、蓮ノ空が繰り出してきた恐るべき表現手法の一つだったのだ……!




さて、次回12月度Fes×LIVEは12月28日といささか参加が大変な日取りではあるが、チケットの一般先着は12/22(金)10:00でまだ間に合う。今日の同時視聴回で「DEEPNESS……」になったお前は是非検討してみて欲しい!

www.lovelive-anime.jp




お前たちはライブ感という言葉の真の意味を知る

ところで繰り返すが我々は蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさん(公称)である。

今宵、お前たちはその名前がライブ感あふれる現場で決まった瞬間を目撃するだろう。


そして機会があれば、一般公募の名前の中からコレを最終候補に残した戦犯偉大なセンスの持ち主、夕霧綴理キャストの佐々木琴子・通称こっちゃんに心の底から感謝を捧げて欲しい。いやマジで。

我々はこの名前のおかげで異次元フェスでもお前たちと繋がることができた。

これもまぎれもない事実である!!



それでは今月末のFes×LIVEで会おう!

異次元フェスから来たお前は今すぐ「ハロめぐちゃんねるYouTube同時配信」で待機して蓮ノ空の「実在性」を知れ

よく来たな。我々は蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさん(公称)だ。

我々は日々蓮公式から降り注ぐ供給の滝に打たれ「待ってほしい溺れそうだ」と喘いでいるが、今回アイマスラブライブ合同異次元フェスで「爆上げカワイイヤッター」「ハクチューコラボかわかわ」「ふーん、蓮の空もやるじゃん」「ハーモニクス重点」「月音こなの顔が良すぎる 特に顔」などの悲鳴を聞いて滝行から全裸で飛び出してお前たちを滝壺に引きずり込みに来た。

……が、昨日までのストーリー同時視聴会に続いて公式もお前たちを逃がさない一大紹介キャンペーンが続いており、オタクの千言よりも公式のパワに殴られるのが一番である。

特に本日20:30からはストーリーと並ぶ蓮ノ空の三大柱の一つ「日常配信」

「ハロめぐちゃんねる年末スペシャル!」

としてアプリ内のみならずYouTubeでも同時配信されるのでこれを是非紹介させて欲しい。

目次:




楽曲から来たお前たちになぜ日常配信を推すのか

昨日は「なぜストーリー視聴から推すのか」をお前たちに書いた。

rennstars.blackcats.jp

これを読んで早速同時視聴会に参加したかしこいかわいいお前たちは既に

「花帆さん……かほさん……」「入部してくれれば毎日がHoliday」「梢の筋肉が全てを解決する」「村野つかささんアイドルに興味はありませんか」「夕霧綴理!」

などのうわ言を朝から呟いて楽曲への想いを深めているはずだが、蓮ノ空の日常定期生配信「With×MEETS」はそんなお前たちの妄想を遥かに超える「生きた姿」でストーリー上の出来事や楽曲について語り掛けてくるのだ。


例えばストーリー1~6話を終えた4月末の配信では、2ユニット4名が出揃った最初のライブに向けての配信が行われている。

www.youtube.com

これなどオタクが見慣れたいわゆる「ライブ直前配信!」そのものな上、よく聞いているとストーリー1~6話であった出来事が台詞の端々にほのめかされている。既にストーリーを読んでいるお前たちは

「ま、俺はさやかの決意の真の理由を知ってるんだけどな……」

などと最後方腕組み彼氏面を存分に楽しめるという寸法だ。

また4月の花帆の雑談配信では、雑談と言いつつ第3話でも触れられたキツい朝練の話がポロッと出て、慌てて配信を見ているかもしれない梢先輩に言い訳してたりもする。

youtu.be

この強力な「実在性」こそが蓮の配信の魅力である。

メタ無し、リアルカレンダー連動のストーリーとさらに連動した配信を行うことで、ストーリーで観たキャラクターたちが実際に金沢の蓮ノ空女学院で生きてスクールアイドル活動をして番組を届けている感覚をもたらしてくれるのだ。

実在の固有名詞であるハリポタなども好きな本として登場し、作中世界そのものが我々の現実世界と地続きな感覚すら得ることができる。

更にはストーリー側を後追いで拾うのではなく、配信中に何気なく言われた台詞が後のシナリオの強力な伏線にすらなっていることもある。また直球でストーリー更新直前に物語を動かす決意表明配信をしたこともあった。

例えばもしお前がみらくらぱーくの沼に浸かりたいと願うなら、ストーリー第10話を見る前に必ずこの瑠璃乃配信を見ておくとよい。これはこの時爆発四散した蓮の(略)みなさんからの辞世のハイクである。

www.youtube.com


ともあれ、

  • ストーリー(裏の顔)と配信(表の顔)との2本立てによる情報量
  • リアルタイムスクールカレンダー連動による地続き感

これが蓮ノ空を底なしの沼にしている最大の特徴なのだ……!


またも時間の都合が悪いお前たちへ:アーカイブもあるし1回は短い

「今日もちょっと平日だし時間が……」というお前たち。特に同時視聴会の長さにビビって配信もVtuberのように2時間3時間コースでは無いかと好奇心と恐怖心のせめぎあいで失禁寸前でも不思議はない。

だが安心して欲しい。蓮の配信は毎回30分程度で終わる

またアーカイブを追おうとすると本数の多さにお前はまたも失禁するかもしれない。
安心して欲しい蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさん™も割と溺れて気絶しがちである。

だが回数こそ週3回程度で多いものの、基本的に今はお前たちがストーリーを追った分だけ、興味の湧いた子のその月の配信を優先して見れば良い。

日常配信はあくまでカジュアルに。

これもまた蓮ノ空の魅力の一つである。


慣れてきたお前たちはアプリで配信を見て真の沼を知れ

一方、YouTubeで観るのも手軽でいいのだが慣れてきたら是非アプリでリアルタイム本配信を味わうが良い。

先にも触れたがアプリ配信ではリアルタイムで蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさんのコメントが流れ、彼女たちはそこからコメントを拾って会話を転がしたりする。このライブ感はどうしてもリアタイ参加でしか得られないモノであり、また自分のコメントが拾われた時の絶頂が何物にも代えがたいのは声優ラジオやVtuber辺りと同じである。

ちなみにスパチャっぽいのもあるが直接課金は無いので安心するがよい

(ガチャの副産物をプレゼントとして投げ、この報酬として各キャラごとのファンLvが計上される仕組みがある。リンクラはお前の推し度が可視化される実際恐ろしい推し活アプリでもある……!)

またこの「スパチャっぽいの」を一定数投げたカチグミ・ファンしか見られないアフター配信という更なる沼もありこれはYouTubeにも転載されないのだが、この沼はお前が蓮の沼に首まで浸かる頃にはすでに馴染みの水となってゴクゴク飲んでいるはずなのでここで深くは触れない。
※訳者註:無課金で投げられるプレゼントで十分視聴可能です!


「魂の中の人」蓮のキャストがもたらす驚異の実在性

いずれにせよ、先の記事でも触れたが蓮ノ空のキャスト陣は

完全にキャラと化し、配信でその子としての「公式」発言をリアルタイムで繰り出せる

ある意味声優の域を超えた即興劇の役者であり、Vで言うところの「魂」そのものである。

Vtuberなどに馴れてると当たり前に聞こえるかもしれないが、冷静に考えると本来声優さんはあくまで声の中の人であり、どんなにキャラ理解が深くても台本も無しにキャラとしての公式発言はできないたとえ技能的にできても本来ならコンテンツとして許されない

創作キャラは作品の世界観、公式ストーリーなどをシナリオライターや演出家など制作側が念入りに構築して生み出されるものであり、台詞一つとっても既存のストーリーや今後の展開予定などと矛盾することを口にすれば世界観が破綻してしまうからだ。

従来でもキャラが配信の体裁を取るコンテンツはあったが、それは事前に詳細な台本を用意してコメント拾いなどは「それっぽく」するだけか、その場限りのネタとしてメタに切り離してしまうしかなかった。


蓮ノ空はそれを入念な準備で覆した作品である。フラワー!(蓮の民歓喜の叫び)


彼女たちはリリースの更に1年も前からこのために準備をしてきたという。ちょっとした相槌一つ、フルトラッキングゆえに配信中のその子らしい手指の癖一つ、全てが出せるよう叩き込んできたそうだ。

実際、それでもキャスト陣はインタビューなどで「自分が言った言葉の全てが蓮の公式の歴史になる怖さ」を改めて語ってもいる。もちろんラジオトークなど同様大まかな台本は組まれていると思われるが、細部やコメントからの話題の広げ方がキャストのアドリブに任されていることもあちこちで明言されている。

アドリブで話してるなにげない発言でも蓮ノ空の歴史になるので、(他の子の配信も)かなり集中して聞いてますね。なるべく話題を拾って、次の配信でそのことについて言及するようにしています

《楡井希実、1st Live Tour ~RUN! CAN! FUN!~ パンフレット》

この辺、実はメンバーキャラのパーソナルな趣味設定をキャストが元々持ってる趣味に寄せることでキャストを助けると共に、キャストがより生き生きと話題を広げられる要素の一つにもなっている。

  • 読書好きでコメで実在書名が出てきてもぽんぽん拾える花帆/楡井希実
  • 紅茶好きでマリアージュフレールなどの話題がさらりと出せる梢/花宮初奈
  • リアル17歳高校生キャストのためテスト前ネタが異常にリアルなさやか/野中ここな

などなど。しかし一方で別にキャラの性格を演者に寄せているわけではない

キャスト番組などを見てもそのことはよく分かる。あくまで語れる話題の幅に中の人を生かしているだけで、彼女たちは見事にそれぞれの担当キャラクターを完全に脳内に住まわせてモードを切り替え配信に臨んでいるのである。特に趣味的な話題を使いにくい夕霧綴理を担当する佐々木琴子などはこの点でもかなり苦労したと話している。


さらにキャラが成長してだんだん配信が上手くなるなんてのも、ストーリー上のベタな説明などではなく実際に配信を見続けている我々が自然と気づけるようになっている。気になった方は是非村野さやかの配信を追ってみて欲しい。

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自分の弱点を認識したさやかが配信内でさらにネトラジの体裁で「村野さやかのラジオ」を始め、パーソナリティ名「村長」にリスナー名「村人」を命名してコーナーを展開しお便りも受けつけ(送れます)配信スキルを高めてゆく──これは実は逆にストーリー側では一度も語られたことが無い。さやかの「表の顔」での努力物語なのである。


そしてお前は「ガチ恋製造機」ハロめぐちゃんねるの恐ろしさを知る

蓮ノ空6名による単独、ユニット、あるいは多彩な組み合わせが楽しめユニット越境好きもニッコリな日常生配信「With×MEETS」。

中でも蓮ノ空随一の配信上手を誇る藤島慈が今夜お届けするのが彼女の単独配信

「ハロめぐちゃんねる」

である。またの名をガチ恋製造機


www.youtube.com


彼女は8月末の正式加入までメインストーリーには断片的にしか登場せず、正式部員ではなかったため配信自体常にYouTubeで行ってきたが、その配信だけで見事にファンを獲得し続けた魔性の女である。

(※これはリンクラの配信機能「スクコネ」はあくまで正規スクールアイドルのもの、という作中設定が生きている)

実際ストーリーでの登場は第10話と遅めで、お前たちが今からそこまで追うのは厳しいかもしれない。

だが彼女の配信はプロフェッショナリズムに溢れ、ストーリーの匂わせもしつつ初見勢もガッツリ楽しめる配信構成をしてくるのが藤島慈というスクールアイドルなのだ。安心してみょんみょん待機するがよい

キャストは月音こな。蓮ノ空が誇るオタクにやさしいギャル(原文ママ)。

異次元フェスでは1日目蓮ノ空トップバッターとして会場を爆上げしたみらくらぱーくの「ド!ド!ド!」、シャニの「ラブ・ボナペティート」コラボで超絶カワイさ顔の良さをアピールしたかと思えば、2日目ミリオンの「ハーモニクス」を歌い上げクソ強カッコよさを見せつけた。彼女が気になった方も是非そのメンバーキャラクターサイドを体験して欲しい。

なお、今週は12/16(土)21:00にYouTube同時配信がもう一つ用意されている。

パーソナリティはHoliday∞Holidayで湿度の高さを見せつけた乙宗梢
慈がプロ意識溢れるアイドル構成で攻めてくる配信とすれば、対照的に梢はその凛々しさから繰り出される天然カワイイヤッターで視聴者を虜にする、ある意味慈が歯ぎしりするような存在である。こちらも是非期待していて欲しい。


さあ、ハロめぐちゃんねるを観て無事めぐ党党員(訳者註:慈のオタクのこと)になったお前は、もはや蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさん™に片足どころか胸元まで浸かっていると言ってよい。抵抗は無意味だ。

もはやお前たちは蓮の泥沼の中で完全に自由である。「リンクラ」で好きなストーリー、好きな配信を追いまくり、やがて我々と同じように鼻の穴まで泥に浸かって他の者の足首を引っ張りに来て欲しい。


蓮ノ空にはこの他にも「毎月のキャラライブ」「リアルライブ」「キャスト番組」って沼もあるからね! ようこそ蓮の沼!!





追記(ハロめぐアフターアフター)

ハロめぐちゃんねる、いかがでしたか?

……ご新規さんどころか蓮の(略)みなさんも知らん情報てんこ盛りだったよ!
みんなの部屋も部屋配信で映る背景部分以外はほぼ新情報でしたね……

さておき、改めていかがだっただろうか。

例えば今回の配信ではつい先月までリアルで行われていた蓮ノ空1stライブツアー、ここにキャラとしても遠征で参加していた物語が存在しているため、それを完全に絡めたものとなっていた。

と言っても事前の配信での遠征予告、現地ではステージ上MCとしての展開であり、遠征先での日常などは描かれていない。

……ってところへ、現地でのホテルでの6人の一幕! 裏話エピソード!

6人が実際に遠征に行ってきた実在性がグッと高まり、各メンバーキャラらしさ、メンバー間の関係性などもにじみ出てくるトークの数々。こういう情緒と情報が週3回明かされる、それが蓮ノ空のWith×MEETSなのである。

今回はおそらく異次元フェスからのご新規さんも考慮してオフショットの形で他のメンバーも紹介していたが、これなども既にストーリーを知っているファンであれば「あの時のアレが置いてあるじゃん!」みたいなさりげない繋がりでまた妄想がはかどってしまうのである。小物がさりげなく増えていたり。

というわけで2023/12/13(水)のハロめぐちゃんねる配信、ストーリーを追う上での核心的なネタバレなどもなく(そもそもそういうケースは少ない)、期待通り蓮の日常配信の魅力がたっぷり詰まった一回である。リアタイ見逃した方も是非アーカイブなどで!!!

(通常だとアプリ内アーカイブが即日、YouTube側が1週間遅れになるが今回は元々YouTube同時配信だったのでそのまま残ってますからね!)

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異次元フェスから来たお前は今すぐ「ストーリー同時視聴会」に参加し蓮ノ空の楽曲に込められた物語を知れ

よく来たな。我々は蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさん(公称)だ。

我々は日々蓮の沼からかろうじて鼻の穴だけを出して呼吸して溺れ沈んでいるが、今回アイマスラブライブ合同異次元フェスで「月火水木めっちゃ良い」「花帆ちゃんカワイイヤッター」「ふーん、蓮の空っていうんだ」「湿度重点」「花宮初奈の顔が良い 特に顔」などの悲鳴を聞いて沼の底から両手を突き出してお前たちの足首を掴みに来た。

……と思っていたが流石に公式もこの機会を逃さず一大紹介キャンペーンを打っている。オタクが千言を費やすよりも公式の強さに殴り倒されて欲しいのだが、中でも特に

「活動記録(ストーリー)同時視聴会」

蓮ノ空の楽曲一つ一つに込められた物語を知る入口として実に最適だったので是非紹介させてほしい。


目次:




なぜ楽曲から来たお前たちにストーリー視聴から推すのか

それは蓮ノ空の楽曲は基本的にほぼ全て毎月のキャラ配信ライブで存在自体初披露されるのが常で、そのライブに向けた日々の物語が楽曲に思い切り込められているからである。

今時どのコンテンツでも物語と楽曲の結びつきはあるが、直接ストーリー中の台詞やライブMCなどキャラ自身の言葉で楽曲の話がされるのは蓮ノ空の最大の特徴の一つと言ってもよい。よくリリイベなどで声優さんが語る裏話や思い入れなどが「表そのもの」で描かれるのだ。

特に劇中ではこれらの曲は彼女たちが自ら作詞作曲している設定なので、物語で語られた関係性や想いがほぼそのまま楽曲に乗ってると思っていい。

Q. 「スリーズブーケの子たちはあの曲で歌われたみたいな関係なんですか?」
A. 「ハイそのまんまです!!!!」

となるのはこのためである。

なおシナリオ自体の良さが蓮の最大の特徴でありライター陣もガチで強力。期待していいぞ男子女子。


さて既に視聴会1日目が昨夜終了しているが、
さて既に同時視聴会自体は終了しているがアーカイブが残っている。基本的に

  • 1日目1~3話がスリーズブーケ編(Day1で月火水木の「Holiday∞Holiday」やDay2の湿度たっぷり「眩耀夜行」を歌った方)
  • 2日目4~6話がDOLLCHESTRA編(弱冠17歳ダンス化物と佐々木琴子がドームで吼えた方)

なのでHoliday∞Holidayが刺さった方は是非1-3話から見て欲しい。

ちなみに物語としてはDOLLCHESTRA(ドルケ)編の方がドチャ重なのでそういう方向が好みの人は4-6話はバッチリ期待して欲しい。自分も最初そっちに殴り倒されて蓮の沼に沈んだ方だったりする。

追記:
  • 12/14(木)に3日目7~8話、梢と綴理(先輩)編の実施が発表されている。しかも蓮の三本柱の最後の1本・キャラライブつきだ! お前たちの参加を待っている!!

www.youtube.com


また実はYouTubeでは上記視聴会ではまだ出てこないみらくらぱーく(爆上げ曲ド!ド!ド!をやったりハクチューかわかわヤッターコラボ曲やったりした方)が出揃う第10話、更にその先の第12話まで公開されてたりする。

www.youtube.com

「ナンデ? 実際無料ナンデ?」と思うかもしれないが、後述するように蓮ノ空はそもそもシナリオはアプリダウンロードするだけでゲームパート無しに全部見られるシステムなのだ。


ちょっと時間の都合が悪いお前たちへ:ストーリーはゲーム無しで見れる

「昨日の配信も結構長かったみたいだしぃ、コメつきで見るの楽しいけどぉ……」というお前たち。まあ平日だしな分かる

だが安心して欲しい。もちろんしばらく残るアーカイブで見てもいいし、そもそも蓮ノ空メインアプリ「Link! Like! ラブライブ!」ことリンクラ

ストーリーを読むのにゲームプレイ等は一切必要ない

蓮ノ空はリアルカレンダーと同期して物語が展開する作品であり、4月の話は4月に、11月の話は11月に展開され、

キャラは誕生日でリアルに1歳歳を取り、やがて進級し、そして卒業してゆく

このリアルタイム連動という体裁である以上、ゲームをやってシナリオを進めたりガチャでカード引いて育成シナリオを読む形式はそもそもそぐわないのだ。

蓮ノ空は

  • いわゆる一般的なストーリーモード「活動記録」
  • キャラがキャラのままリアルタイム配信してコメントも拾う「With×MEETS」
  • キャラがキャラのままリアルタイムフルモーキャプ&生歌でMCもキッチリやるライブ「Fes×LIVE」

の3本柱で成り立っている。

リンクラはこれらを配信する

「作中世界のスクールアイドル推し活アプリ」

を模しており「アプリゲー」ではなく、その推し活アプリにミニゲームがついている感覚が一番近い。

とりあえず安心してダウンロードしてストーリーを堪能しつつ、この日常配信でストーリーを相互補完して欲しい。


また毎月末にあるライブも当然ストーリーの上に完全に乗っかってるのでこれも是非。

異次元フェスで流れたリリックビデオも最高に可愛いのだけれど、物語を踏まえた上で拝むキャラクターライブはまた格別の味がする。これはストーリーを読んだ後にお勧めしたい。

www.youtube.com

なおこのライブのたびにガチで事前告知ゼロの新曲が3-4曲公開される。

蓮ノ空が活動8ヶ月にして40曲超の楽曲を持っている所以である。ツヨイ!



配信? そういや蓮ノ空ってVtuberだっけ、というお前に

蓮ノ空は初期に「バーチャルスクールアイドル」の謳い文句を使っていたし毎週配信があるから「Vtuberなの?」と言われ続けてきた。

まあ流石にそろそろ伝わってきてると思うが蓮はVtuberではない


上にも書いた三本柱の一つ「With×MEETS」はVtuberと同じ技術を使い、しかし基本的に中の人・魂が(キャラは作った上で)喋るVの配信とは異なり、スクールアイドルがそのキャラのままリアルタイムで日常配信をしてコメントなども拾っていくシステムである。




なお配信パートにはメタ一切無し! 完全に作中世界とキャラの体裁で進むし、

彼女たちがポロッとこぼす一言一言全てが蓮の公式の歴史の一部である

……ちょっと詳しい人なら「そんなことマジでやれんの?」という話だがマジである。これは次の記事で詳しく書く → 書いた。

rennstars.blackcats.jp

蓮ノ空はキャストを「声優という声の中の人」以上の、いわば「即興劇もできる魂の中の人」になるまでリリース前から1年もかけて鍛え上げている。スゴイ。しかも指先まで含めたフルトラッキングなので配信中の手癖の演技まで染みつかせてるのだから恐れ入る。

そんなキャストの壮絶な努力と運営の信頼によって生み出されたこのリアルタイム配信によって、

  • ストーリーパートで進行する日々の物語(いわば裏の顔)
  • スクールアイドルとしての日常やライブの配信(表の顔)

この2つが相互補完しながら物語が進んでいくので情報量と没入感がスゴい。


こうして向こうの世界のオタクなら知らないはずの裏ストーリーを読んでいることで我々は誰もが

「まあ日野下花帆の本当の良さを知ってるのは俺なんだけどな……」

と腕組み彼氏面できる、それが蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブという魔性のコンテンツである(言い方)。


今回の「ストーリー同時視聴会」で物語が琴線に触れたのなら、是非公式YouTubeチャンネルからたどれる日常配信With×MEETSのアーカイブで4月5月頃の配信も見てみて欲しい。もちろんアプリ内からでも見られる。

www.youtube.com

ストーリーと絶妙な距離感で語られる日常配信でキャラの魅力に気づいた時、恐らくお前は既に蓮の沼に腰まで浸かっていることだろう。

抵抗は無意味だ。 おいでよ蓮の沼!!!


最後に

Q.「待て、今お前さらっと『この子たちは卒業する』って言った?」
A.「言ったかもしんない♥」

蓮ノ空はその性質上、確実に卒業が予想されている(一応明言はされていない)。

1年生は3年間、2年生に到ってはあと2年間しか推すことができない。
3年生が初期配置されなかったのは恐らく流石に短すぎるからと思われる(と思ってたら重要な3年生先輩キャラが登場し、俺たちは既に彼女の卒業という一種の予行練習に怯えている)

蓮の子たちはまさにバーチャルリアリティ=実質現実の存在なのだ。

蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさん(公称)が常日頃から「今始めてくれ」「今体験してくれ」と連呼しているのはこのためである。だってもう彼女たちの3年間の内8ヶ月は過ぎてしまったのだから。

来たるべき進級、新入生、そして卒業──そんな限りある時間をたっぷりと感じながら味わう日々のストーリー。



もう一度言おう、おいでよ蓮の沼!!!





続き書いた

最初この1本だけの予定が結局蓮ノ空3本柱「ストーリー(本記事)」「配信」「ライブ」それぞれに続きを書いてしまったので引き続き沼に向けて歩みを進めて欲しい。

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