告知が遅くなりましたが、この夏もサークル「神慮の機械」にて、夏コミ新刊「ヴェネツィアの少女アリーチェ・ロレダンの遺言」の装丁を担当しました|・∀・| 3日目東ホ-29aにて頒布予定です!
詳しい内容や書店委託リンク等は「神慮の機械」本家か、以下のpixivリンクからご参照くださいませ。
しかし「オルタネイティヴ・ストーリィ」シリーズも11作目。思えばこの第1作目を新書+帯でデザインしたところから、星崎&神慮の今の帯風デザインが始まりました。最近ちょっと大人しめになってたので、今回は初心に帰って大きく内容を煽る形を採用してみました。……以前と違って、オルタというジャンルも少々解説の必要な時代になってますしね|;・∀・|
今回のイラストも前回に続きもで様より賜りました。星崎の趣味にもばっちり合致する金髪っ娘、強化装備にケープマントというリクエストが思いのほかハマって狂喜乱舞しておりました!
これ以前にも書いたかもしれませんが、こういうイラストを頂戴したとき、やっぱり真っ先に考えてしまうのは「デザインでコレを隠したくない」ということ。しかし一方で、本質的に立ち読みに弱い(ぱっと見では理解されにくい)小説の本ですから、タイトル他色々と情報を装丁自体に詰め込みたいのも事実。その結果として生まれたのがこの帯デザインでもあるのですが、最近は「フェイクの帯風」なので帯下エリアはやっぱり見えないんですよねー……。こ、コストとの相談なのであります。ハイ。
また、前回に引き続き背景は自前で撮ってきたヴェネツィア写真加工です。実に都合よく「重金属雲っぽく見える」雲の掛かった朝焼けの一枚がありましたので、ここぞとばかりに採用。ヴェネツィア本島・聖マルコ広場から眺めると一番美しくなるよう計算されたアングルと謳われる、対岸に浮かぶ聖ジョルジョ・マッジョーレ教会。観光客の少ない早朝を狙ってあの辺りを散歩すれば、こういう背景素材にばっちしのご褒美も得られるという次第ですw
ともあれ、この夏も「神慮の機械」にて、皆様のお越しをお待ちしております!