だいぶ遅くなりましたが、昨年末冬コミC93で担当した装丁を「装丁仕事一覧」に追記しました。
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まずは渡辺零さん@渡辺書房のデレマス×ガンアクションドラマ(原文ママ)のOrdinary346シリーズの第2巻、3巻にて。
こちらは既に1巻でシリーズロゴと帯デザインという基本方針が確定した上での装丁でしたのでちょっとヒネりを出すのに悩みましたが、特にフレちゃんの3巻については、ガンアクションの雰囲気からメリケンっぽさを展開する星崎お得意の「困ったら英字!」のご許可を渡辺さんからいただき、シリーズ感を出しつつマンネリも回避できたかなーと思ってます。
この手の英語ロゴ、やりすぎると「読者がパッと見で分かりづらい、意味が通じにくい」等のデメリットもあるのですが、そこは死ぬほどわかりやすいKILL!さえ伝わればいい!という判断であのデザインになっています。まぁ殺すよね。KILLよね。KILL EACH OTHERよね。伝わって、いましたかね?(汗)
続いてはこれまたシリーズ続巻、はづきちさん@Cappuccino Laboratory.のなのは小説本、Future Memories。
こちらは代々LO風デザインを踏襲しており、既にどれがタイトルだか分かりやすく明示するのは放棄しているシリーズでもありますw
(みなさん煽り文の日本語の方をタイトルだと思われるようですが、実は英語の方だったり……!)
冬コミ前の11月に同じシリーズでちょっと凝ったタイトル打ちをしたこともあり、今回はあえてシンプルに仕上げました。実はこういう方が難しいんですよねぇ……|;・∀・| こういうデザインに挑戦するたびに、構図やレタリングを大胆にいじっても圧倒的に「LO!」というシリーズ感を堅持できてるご本家の偉大さを知るのです……。
で、肝心の自分のところ、「神慮の機械」新刊はこちら。
ただ、昨年冬コミは色々あって直前まで本が出せるかどうか不確定なところがあり、いつもイラストをお願いしているもでさんとも相談し、イラスト自体はモノトーンでお願いすることに。今回はドシリアスで重たい話なので、むしろこれくらいのインパクトがある方が良いだろうという判断でもありました。ちなみに一応バスターカードモチーフだったり。
……実際、最終的に何とか本を出そうとしていたらまさかの締切直前風邪ぶっ倒れ。これは流石に完璧に落としたかと思ってたんですが、最後の手段「あえて寝る!(寝て起きたら治っている事に賭ける)」でかろうじてラストランをキメての入稿でした……。ハイ、二度とやらないよう気を付けます……_(:3」∠)_
ちなみにFGOということで久々の1日目参加、終えてみると毎度サークル参加していた3日目に何も本が出ないのは寂しい、と喉元過ぎればなんとやらを完全に体現し、キッチリ9時間で執筆から製本まで完了させ友人の3日目君望スペース「有栖山公園」さんにお邪魔して発行したのが下のマブラヴオルタ本です。先日別途告知もしていますが、よろしければこちらも合わせてご覧ください。
www.pixiv.net
さーて、夏コミはどうしますかね……。